餌の木と書く餌木を使ってアオリイカを釣るエギングは、いま全国的なブームを迎えている。今回は大型イカとして知られるコブシメとアオリイカを狙う。 舞台は鹿児島の南、380キロの洋上に浮かぶ奄美大島。その中の加計呂麻(カケロマ)島に渡り、港周りを中心にショアからのエギングを展開する。アングラーは海のルアーフィッシングのエキスパート、村越正海。そして奄美大島在住のルアーフィッシャー、池秀平。 釣行初日。2人はまず島の中央にある押角(オシカク)という小さな港で夜釣をスタート。夜はイカ釣りのベストタイム。期待に胸を膨らませてエギをキャストし、小気味良いアクションを加えながら引いてくる。 数投目。「来た!来た!」村越のロッドにいきなりドスンとした手応えが伝わる。笑みがこぼれる村越。慎重に引き寄せるとあがってきたのはコブシメだった。重量、およそ500グラム。喜ぶ村越に地元の池は「まだまだ小型ですね。多分2キロクラスは出ると思いますよ」と冷静に語る。「それは楽しみだねぇ」と喜びを隠せない村越。 その後2人は島に点在する港を転々とし、1キロクラスのアオリイカとコブシメを順調に釣り上げて行く。 青い海に囲まれ、色とりどりの花が咲き乱れる奄美大島。南国の離島を舞台にブーム真っ只中のエギングを紹介する。 |
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【出演者】 村越 正海 池 秀平 |
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