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食べておいしい高級魚キンメダイを狙う。アングラーはベテラン沖釣り師、田原泰文と若手の佐々木修。今回がキンメダイ釣り初挑戦の佐々木は、期待に胸を膨らませて南伊豆に乗り込んだ。 釣行前日。二人はまずキンメダイの味覚を味わう。訪れたのは心のこもったもてなしで知られる旅館・南楽。寒い冬にはやっぱり鍋料理。民芸調の内装が自慢のこの宿で、二人は心ゆくまでキンメダイのしゃぶしゃぶを味わった。 翌朝。4時30分に出船。6時に伊豆大島沖のポイントに到着。水深は350メートル。船長の合図で順番に仕掛けをおろしてゆく。キンメダイ釣りは仕掛けの投入がポイント。掛け枠という釣り具から予め、巻いておいた仕掛けを出してゆく。仕掛けが着底したら少し巻き上げてアタリを待つ。暫くすると小気味よいキンメダイのアタリが深海から伝わってくる。「これこれ!この最初のアタリがワクワクするんだよね」と興奮気味の田原。20本バリ仕掛けにさらなるキンメダイを掛けようと道糸を送り込む。 「来ました。来ました」佐々木もキンメダイ初ヒット。二人はゆっくりと仕掛けを巻き上げる。やがて青い水面に真っ赤なキンメダイがズラズラと鈴なりになって水面に浮上してきた。 この場面は、数ある釣りの場面の中でも特に美しい。そして釣行翌日。二人は下田にある味処でキンメダイの煮付けと釜飯を味わった。 グルメも納得のキンメダイを堪能する。 |
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【出演者】 田原 泰文 佐々木 修 |
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【取材地連絡先】 伊豆忠兵衛丸 0558-62-1273 (携帯)090-7674-4766 |
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