(写真左:玉井 寛子、写真右:林 奈津子) |
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北アルプスを臨む岐阜県奥飛騨地方は、すっかり春の風情に彩られている。草木は芽吹き、鳥や虫達は生き生きと動き回り、春を待ちわびていた生命の鼓動が伝わってくる。 山裾を緩やかに流れる蒲田川(高原川支流)に2人の女性アングラーが訪れた。フライフィッシング歴約6年の玉井寛子さんと林奈津子さんだ。ともに小さい頃から海釣りや川釣りに親しんできたが、今はフライフィッシングに夢中である。自然の移ろいを肌で感じながら、釣りを楽しめるのが一番の魅力だという。ただ自己流でずっと釣りを楽しんできた2人は、最近伸び悩んでいる。フライフィッシングの人気が高まるにつれ、各河川は釣り人で混雑し、魚のプレッシャーが一段と高くなったからだ。そこで今回は、プロアングラーの岩井渓一郎に教えを請うことにした。 初日、普段どおりに釣りをする2人。しかし魚の気配はするもののフライを食べてくれない。苦戦する女性達を傍らで見守っていた岩井がおもむろに竿を出した。するとものの2〜3投で良型のイワナを釣り上げてしまう。「何が違うんだろう?」 次の日、2人は岩井にキャスティングから教わり、一投ごとに上達していく。そして、ライズがあった・・・。 うららかな春の日―。奥飛騨の清流で、フライフィッシングを満喫する。 |
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【出演者】 岩井 渓井一郎 玉井 寛子 林 奈津子 |
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【取材地連絡先】 高原川漁業協同組合 0578-2-2115 |
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