ザ・フィッシング > 2001年放送一覧 > 11月3日放送
(写真:左、岡田 建治・右、山元 隆史) |
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秋、いよいよグレ釣りのシーズンがやってきた。水温の高いこの時期はエサトリの活性が高く、幾とおりものコマセワークを駆使しながらグレを食わせるという少々小難しい釣りのイメージがつきまとう。が、そんな小細工抜きで良型がバンバン釣れる釣り場が高知県の足摺岬だ。足摺岬は高知県屈指のフィールドで岬の周辺に大小様々な磯がひしめく。 アングラーは若きエキスパート山元隆史と岡田建治。2人ともスピードと技を備えた精鋭だ。 釣行初日。コウロウバエに二人は上がる。岡田は足元のサラシにコマセを打ち、その払い出しの流れに仕掛けをなじませて食わせるオーソだオックスなパターンで攻め始めた。夜明けから間もない朝の時合。岡田は早々と32センチのグレをヒットさせる。その後も仕掛けを入れるポイントを変えながら30センチオーバーを4枚キャッチ。山元は沈ませ気味のウキを使い2枚潮を巧みに捉える。岡田に負けじと32センチ、35センチの良型を立て続けに5尾仕留める。 その後、一旦グレの食いが止まった。が、暫くしてから山元がかけたグレの尻尾は白かった。それは活性の高いグレが群れでポイントに回って来たことを示していた。そこから入れ食いが始まった。2人は午前中の4時間で合計31尾を釣り上げる。足摺岬をホームグランドにする岡田は言う。「秋のグレ釣りの魅力はなんと言っても数釣り。この時期の足摺なら良型の入れ食いも珍しくないですよ」その言葉どおり2日目も3時間で35枚。大爆釣の釣行だった。 |
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【出演者】 山元 隆史 岡田 建治 |
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【取材地連絡先】 岡野渡船 08808-8-0960 中沢渡船 08808-8-0751 |
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※タックル図をクリックすると拡大図が見られます。
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