ザ・フィッシング > 2001年放送一覧 > 11月17日放送
The Fishing in 小笠原 900回記念スペシャル。2週に渡って、未開の秘境 小笠原諸島父島で繰り広げられた大物との死闘を追った。パート1では、究極のターゲットとして名を馳せる荒磯の王者・クチジロに挑む。この魚はイシダイを幻と呼ぶならば、幻中の幻として別格扱いされるイシガキダイの老成魚である。馬力、警戒心はイシダイをはるかににしのぎ、狙って釣れる魚ではない。しかし、東京から1000キロ南下したここ父島には、大型のクチジロが多く生息しているという。 イシダイ釣り歴27年、南方宙釣りの第一人者、柳孝治がこのフィールドを開拓する。 前半は台風通過の影響でウネリが高く上がれる磯が限定されてしまった。水温の低下、ニゴリ潮等厳しいコンディションの中、自らのスタイルで攻めていく。次第にアタリのパターンを把握し、クチジロをキャッチしていくが、どれも狙いのサイズではなく、アベレージ3キロクラスばかり。 小笠原の磯はサンゴが張り出しているため、柳が通常用いる本仕掛けを使用することができず、捨てオモリ仕掛けでハエ根の際を探り続ける。そして、後半潮が動き始めた瞬間、まちにまった大物のアタリがやってきた。柳は待ちの釣りではなく、自らのスタイルである体で感じて釣るという手持ち竿で見事に食わせた。力と力の対決。豪快無比の石物釣りのファイトが始まった。ついに姿を現した70cmオーバーのクチジロ。お楽しみに・・・。 |
|||||||||||
【出演者】 柳 孝治 |
|||||||||||
【取材地連絡先】 ビックリ仰天丸 04998-2-2117 |
|||||||||||
|