「天神祭 生中継 2023」はこちら

天神祭とは

大阪の夏の風物詩「天神祭」。
千年以上の歴史を誇り、日本三大祭の一つといわれています。
テレビ大阪では、開局年である1982年以来生中継を通じて天神祭をお茶の間にお届けしてまいりました。

今年は4年ぶり!花火や船渡御が復活!
にぎやかなお祭りをテレビ大阪が『臨場感&ライブ感』をテーマに生中継でお届けします。
生中継以外にも、天神祭を盛り上げ、地域の賑わい創出をするために、さまざまな企画をご用意しています。
みなさん、一緒に天神祭を楽しみましょー!

まずは、テレビ大阪のお祭り男『福谷アナウンサー』
今年の見どころ3選をお伝えします!

福谷アナの「天神祭2023」見どころ3選

みなさん!おまたせしました!今年は4年ぶり
奉納花火船渡御が行われる天神祭が開催されます。
新型コロナウイルス感染拡大前の日常を取り戻す象徴的な催しとなる期待感が
大阪天満宮周辺のいたるところで感じられます。

ということで今回は、テレビ大阪の“お祭り男”、福谷清志アナウンサー
天神祭の見どころ」を聞いてみました。
「やさしいニュース」などの取材を通じて関わった方々とのエピソードも交えて、ご紹介いたします!
では、さっそくひとつめは!

大阪天満宮
見どころ1:奉納花火~日常を取り戻す花火~
天神祭 花火
天神祭の花火は、いわゆる普通の花火大会とは違います。天神祭は、疫病退散を祈願したお祭りのひとつ。学問の神様として知られる菅原道真を祀った大阪天満宮の起源は道真の死後、疫病が流行り「道真公の祟り的なものがあるのではないか」となり、霊を鎮めるため「天満大自在天神」としてお祀りされたことだといわれています。毎年7月25日、神様に氏地を見て回ってもらい、「みんな元気にやっていますよ、花火見て楽しんでくださいね」という意味を持つ道真さんへ奉納する花火なんです。これが4年ぶりに行われます。
実は2年前サプライズ花火なるものが打ち上げられました。あるところから情報を入手し、「やさしいニュース」でぜひ取り上げたいと取材に伺うと「サプライズなのになんで知っているのですか」と逆質問。ただ「テレビ大阪さんだったら話来ますよね」とスムーズに撮影を許してくださいました。船渡御に参加されている方々で、コロナ下の大阪を元気づけたい思いがあって、サプライズ花火を企画されたそうです。大川を明るく彩る花火への思いを感じました。
天神祭の花火は川の上に打ち上げられます。船からは真上に花火が打ち上がるように見え、降り注いでくるような感覚に陥ります。街のど真ん中、すぐ近くに電車が走るようなところで花火が打ち上げられるっていうのもすごい。今年の花火を見れば「あぁ、花火帰ってきたな」とみなさん様々な思いを持たれるのではないでしょうか。新型コロナ感染拡大以前は多くの方が当たり前のように7月25日は天神祭に行って、たくさんの出店のなか食べ歩きして、花火を楽しんでいました。そんな日常を取り戻す花火になればと思います。そして、改めて奉納花火に疫病退散の願いを込めます。
大川
見どころ2:船渡御~街の空気の移ろい~
天神祭 船渡御
驚くほど多くの船が川を行きかう船渡御。神様の御霊を神輿に奉安し氏地を巡幸していくこと自体はさほど珍しくはないと思いますが、御霊を船に乗せ替えて、川を進むなんて!!祭が近づくと船渡御のルートに架かる橋のちょうど真ん中あたりに、しめ縄が張られた板塀が立てかけられます。「ここには立っちゃいけませんよ」という場所なのですが、橋の上の見物人が神様を真上から見下ろすことがないようにという配慮なのです。そんな橋の上の景色も、今年復活するのが楽しみですね。
どんどこ船という唯一の手こぎの船に注目しています。基本隊列が決まっている中、どんどこ船だけは縦横無尽に自由に漕ぎまわることができるのです。船渡御では、船同士が近づき、“大阪締め”をすることがあります。大阪締めとは大阪を中心に行われている手締めで「打ちまーしょ!」「チョンチョン」とリズムを取るのですが、どんどこ船と大阪締めをするのはとても貴重だといわれています。どんどこ船は手こぎの船なので、1度止まって再び動き出すことはとても力の要る大変な作業。だからこそ大阪締めをどんどこ船とできるととても嬉しくなります!過去の天神祭特別番組の中で、私は2度しか経験ございません。もしどんどこ船の大阪締めを観られたなら、みなさんラッキーですよ!
賑やかなお祭りの最中であっても、御鳳輦奉安船という菅原道真の御霊を移した船が通る時は、静かにしなければいけません。厳かにお見送りするという習わしがあるからです。行き交う船やそこにいるみなさんの賑やかさと御鳳輦奉安船がもたらす厳かな静寂・・・静と動の祭、そして奉納花火と合わせた火と水の祭を体感していただきたいです。
天神祭 ポスター
見どころ3:街のにぎわい~地域のつながりの積み重ね~
商店街
街全体の盛り上がりにも注目していただきたいです。お祭りに直接関わる人のみならず、周辺の商店街の皆さんもわくわくそわそわしています。以前、お祭りの足袋を購入させていただいた大阪天満宮の近くにある呉服屋「司光しこう」。6月の正式発表以降、早くも注文が増えてきていて開店時にシャッターを上げたら、すでにお客さんが待っていたこともあるとか。
店主のご兄弟の方はアートディレクターもされていて、天神祭が中止になった際、自主的にポスターを作りお店の前に掲げていました。聞くと「やっぱり天神祭を忘れてほしくないというか、 なんかできることがないかなと思って・・・。」店主には今年7歳になる甥っ子さんがいらっしゃいますが、天神祭のことをあまり覚えていないそうです。今回が4年ぶりであることを考えるとそういったお子さんは案外多いのかもしれません。子どもたちに天神祭ってこういう雰囲気なのだよと教える親や街の方々、街の盛り上がりに注目したいです。
こんな話を聞きました。あるお母さんが小さな子どもを連れて商店街を歩いていると、すれ違う高校生がその子どもに声をかけ親しく会話をし始めました。お母さんはその高校生のことを知りません。お祭りに参加するため週末に集まって練習する場で、高校生がその子の先生役となりあれこれ教えてくれる仲だというのです。お母さんは世代の離れた二人が仲良くする姿を見て、とても嬉しくなったそうです。
世代を超えたコミュニケーション、昔はどこの街でも見られたことかもしれませんが、今は地域でつながることは簡単ではありません。天神祭を通して交流が生まれ、街が1つになっていく・・・今年の街の一体感はいつもより増すのではと想像しています。
今回4年ぶりに新型コロナ感染拡大前のように街が活気づきます。街のにぎわいや地域のつながりをぜひ楽しんでいただきたいです!
見どころ満載の天神祭!見逃しなし、快適に楽しむならテレビ番組が一番!?
ぜひ、テレビ大阪『天神祭 生中継 2023』お楽しみください!
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