※放送は終了しました。
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この番組は…
ゴミ問題、フードロス問題、温室効果ガス問題。
地球規模で迫る待ったなしの社会問題に、逆転の発想と技術力で敢然と立ち向かう人々がいた。
番組では、こうした突破者(とっぱもん)にスポットを当て地球の危機を救うヒントを炙り出していく。
出演者
パックン
川島海荷
ミッション①リサイクルでゴミを減らせ!
リサイクル率99%の
産廃処分の突破者
群馬県のナカダイは、ゴミに付加価値をつけて生まれ変わらせる突破者だった。
毎日、届く廃棄物はなんと60トン。
信号から家具、楽器、多種多様なものが宝の山に変わるのだという!?
跳び箱が椅子や机に
廃棄された信号が…
古着から新しい服をつくる
突破者
日本で1年間に捨てられる衣料は約100万トン。この無駄を何とかできないか。
ペットボトルのリサイクル技術を応用して、なんと着古した服から新しい服をつくる完全リサイクルを達成した起業家がいた。
彼が作ったリサイクル服のブランド「BRING」が、お洒落な都心にオープンして話題になっている。
本物のデロリアン!
着古した服から新しい服が
起業のきっかけは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のタイムマシン?
古着から作ったバイオエタノールを使った燃料で、映画に登場するデロリアンを走行させるなど遊び心満点の起業家に迫る。
ミッション② 食品ロスを減らせ!
アルミで培った技術で
フードロス削減に貢献した
突破者
日本で出るフードロスは年間600万トン。
このフードロス問題に、なんと金属加工の技術で立ち向かった企業があった。
蓋にくっついて廃棄されるヨーグルトは、世界で年間150万トンもあったという。
●●の撥水成分に着目した研究者がこの問題を解決、さらに、この会社では金属の性質を利用したフィルムで、肉の酸化を防ぎ廃棄削減にも取り組んでいる。得意の技術で社会問題に挑む企業の研究者たちに密着した。
●●とは?
ヨーグルトの蓋が…
苦節15年…
ミッション③ 温室効果ガスを減らして地球を救え!
材料は植物?
CO2排出を最大限抑える
コンクリートを開発した
突破者
コンクリートを作るとき大量に使われるセメント、実は世界で排出されるCO2の8%をセメント産業が出していることをご存じだろうか?このセメントに変わって、木の端材や野菜のゴミなどを使って、強度の高いコンクリートを作った研究者がいた。その強さは通常のコンクリの4倍以上。おまけに、セメントを使わないので、極限までCO2の排出を抑えるという。温暖化の救世主ともいえるこの日本人研究者を追った。
植物でコンクリート?
厄介者のCO2を栄養に変える
突破者
CO2を大量に排出するごみ焼却場。そこからCO2だけ回収し、ある藻に食べさせて老化防止の成分を取り出そうという奇想天外な取り組みをしている会社があった。
焼却場を持つ自治体とタッグを組んで、CO2を藻の栄養分にしているのだ。
その藻を食べさせた鶏が産んだタマゴが、注目を集めている。
この赤い藻は…