お墓から見たニッポン
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歴史の偉人の墓を訪ね、日本人の死生観はどんな風に変遷してきたのか?庶民たちは死者とお墓にどう向き合ってきたのか? お墓から見えてくる「知られざるニッポン」の姿とは?
坂本 七菜 テレビ大阪アナウンサー TKO 木本 武宏 朽木 量 千葉商科大学教授 カジポン・マルコ・残月
MC GUEST

#3 幕末維新

「坂本龍馬の墓の謎」

#3 幕末維新

ついにこの番組も最後の3回目。歴史の偉人たちのお墓を訪ね、さらには庶民のお墓の歴史を学びます。#3では歴史上、最も人気がある人物なんじゃないでしょうか
坂本龍馬のお墓をお参りします!
幕末の志士として有名な坂本龍馬は、土佐藩で生まれ、脱藩したあと、貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中、のちの海援隊を結成。当時、犬猿の仲だった薩長同盟の成立に協力、また、徳川政権に大政奉還を促すことなどをまとめた船中八策を想起するなど明治維新に大きく影響を与えました。しかし、新時代の幕開け目前、仲間の中岡慎太郎らとともに近江屋で暗殺され31才の若さで、この世を去ります。
そして、その犯人は最大の歴史ミステリーに…そのお墓にも謎が!!

阿弥陀ヶ峯の山頂にある豊国廟

「坂本龍馬の墓にはある意味が・・・」

維新を目前にして龍馬の墓は、京都霊山護国神社に建てられましたが、そのお墓にはある意味が込められていました。

それは一体?

信長のお墓

「坂本龍馬の墓、その隣には・・・」

京都霊山護国神社の墓地に建てられた、坂本龍馬の墓、その墓の隣には一緒に遭難した中岡慎太郎の墓もあります、中岡慎太郎も竜馬と同じく土佐藩出身の志士でした。武力討幕のために浪士たちで組織した陸援隊を結成。龍馬と二人の時は龍、慎太と呼び合うほどの仲だったとか。

龍馬をはじめとする、高杉晋作や池田屋事件の志士たちなど、維新で亡くなった人の墓石が多くならんでいます。

この時代の庶民のお墓のあり方について

「幕末以降の庶民の墓は?」

江戸時代からは、埋葬地と供養する場所が異なる「両墓制」という墓の形態が現れ、その後、庶民でも墓を建てられるようになり、個人墓や家族単位での先祖代々墓など、現在の墓石と埋葬に近い形になっていきました。
江戸時代から明治にかけて日本の墓は大きな転換期を迎えました。

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