日本で働くということ~実習から労働へ 変わる技能実習制度~

テレビ大阪 312日(火) 夕方5時~530

テレビ東京 317日(日) 深夜415分~445

日本で学んだ技術を自国に持ち帰り、途上国や地域の経済発展に寄与しようという「国際貢献」が目的で1993年にスタートした外国人技能実習制度
それから30年がたち、日本を取り巻く環境は一変…

失われた30年に少子高齢化による人手不足、受け入れ企業側が技能実習生を安く使える“労働力”とみなすケースが増え、転籍できないことを利用した暴力や給料の未払いなど人権侵害に当たるケースも続出し問題となっている。世界各国が優秀な人材を海外に求める中、実習生にとって日本は行きたい国ではなくなりつつある。

危機感を持った政府は、 有識者会議が取りまとめた「技能実習制度」の廃止と新たに労働力確保のための「育成就労制度」を設けることを決め、転籍の条件を大幅に緩和した。

番組では同僚からいじめや暴行を2年間受け続けたベトナム人技能実習生にその実態を聞くとともに、
技能実習生として日本にやってきたベトナム人カップルに密着。
最も永住権をとるのが難しい介護の現場を舞台に外国人受け入れの未来を考える。