加藤一家/いよいよ明日放送です!
2011年3月4日(金)
ソナちゃんには小学2年生のお兄ちゃんがいます。
お兄ちゃんはソナちゃんとお母さんが病院に行っている間、
ひとりで習い事にでかけて、ひとりでお留守番をしています。
妹思いのお兄ちゃんです。
放送では流れませんが、
取材中、ソナちゃんが困っているときに
お兄ちゃんが手を貸している場面を何度も見ています。
お父さんはソナちゃんが宝物だといいます。
家には写真アルバムとDVDがいっぱい。
ただ、ソナちゃんの左手がちゃんと映っている動画はたったひとつしかないそうです。
それもデジタルカメラではなくて、携帯電話で撮影したもの。
お父さんはそれを大事に残しています。
いつもソナちゃんと一緒にいるお母さん。
ソナちゃんの成長には敏感です。
お父さんと意見が合わなかったことがあるといいます。
ソナちゃんの夏場の服装。
「半袖でありのままを出せばいい」というお父さんに対して、
「長袖を羽織らせたい」というお母さん。
筋電義手がもっと当たり前に普及して、
当たり前につけて、外を歩ける世の中になればいいですねえ。
最後の取材でそんな話をして別れました。
義肢難民に光を〜ソナちゃんのおてて〜
いよいよ明日放送です。
音楽とナレーションが入り、完成!
2011年3月2日(水)
映像を30分に編集しただけでは番組は出来上がりません。
3月1日(火)
先日編集した映像に、音楽とナレーションを入れるために東京へ。
ナレーターは池脇千鶴さんです。
イメージどおりの声。
この声を想像しながら、編集して、原稿を書いていました。
ここだけの話、
あまりにもシーンとはまりすぎていて震えたところがあります。
ぞわぞわぞわーっと。
どこで震えたのかは番組を見ていただければわかるはず。
放送まであと3日。
編集おわりました
2011年3月1日(火)
2月27日(日)
編集スタジオに入っての最終の編集作業をしました。
取材期間で回したテープは150時間以上。
番組は30分。
単純に計算すると、撮影したテープの0.33%しか番組では使えません。
これまで選りすぐって選りすぐって、編集してきましたが、
当日の朝の時点で、2分30秒長い。
・・・全部使いたい。
でも、悩んでもしょうがないです。
編集しないと放送できないですから。
すぱっと使用しない部分を決めました。
このシーンが1秒長い、1秒短い。
このテロップの文字が大きすぎる、色がイメージと違う。
どんどん編集は進んでいきました。
放送まであと4日。
あとは池脇千鶴さんにナレーションを入れていただくだけ!
最後のロケ
2011年2月24日(木)
21日(月)最後のロケに行ってきました。
行き先は4ヶ月通った
兵庫県立総合リハビリテーションセンターです。
最後かと思うと、感慨深いものがありました。
写真はソナちゃんが訓練している「筋電義手」という義手のデモ機です。
義手のソケット(腕に装着する部分)に電極がはめ込まれています。
この電極が筋肉の動きによって発生した電気信号を読み取り、
手が開いたり閉じたりする仕組みです。
手首を手のひら側に曲げるときに発生する電気信号で手が閉じ
手首を手の甲側に曲げるときに発生する電気信号で手が開きます。
やってみたんですが、なかなか難しい。。。
自分は実際に手首があるので、視覚的に操作方法がわかりますが、
ソナちゃんは生後6カ月で手を失っているので、
これをイメージするのは更に難しいんだろうなと思いました。
放送まであと9日。
加藤彩菜ちゃん
2011年2月18日(金)
はじめまして。
ディレクターの高島です。
主人公のひとり、ソナちゃんの紹介をします。
加藤彩菜ちゃんは踊るのが好きな女の子です。
どんな踊りかというと、これが「K-POP」。
自宅のテレビにKARAのプロモーションビデオを流すと、たちまちダンスが始まり
ます。
取材で何度も自宅にお邪魔しましたが、そのたびに
2曲が繰り返し繰り返し流れています。
そろそろ飽きたかなーというころにお母さんがテレビを消そうとすると
「まだ見てるのー」。
ずっとこの調子。
放送まであと15日。
追い込み編集中ですが、頭の中ではKARAがずっと流れています…
※こんなソナちゃんを見ていてお父さんは「将来、義手のダンサーになるかも??」
と夢見ています。
放送まであと17日
2011年2月16日(水)
番組ホームページを立ち上げました。
随時更新していきます!