- キャスト -

夫 : 柳田豪太 役風間俊介
風間俊介
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昔から、物語に出てくる人はヒーローではなく、どこか弱さや情けなさがあるキャラクターが好きでした。格好良さではなく、格好悪さがキャラクターの魅力を引き出し、輝かせると思っています。

今回演じさせてもらった豪太は、弱さや情けなさの究極系です。ここまで見せて良いの?と思うほど剥き出しです。時に観てくださる方々から「ちゃんとしろ!」とお叱りを受けるかもしれません。でも、ここまで剥き出しなキャラクターを放っておけなくなって下さったら、嬉しいです。

現場でそんな豪太を放っておかず見守ってくれたMEGUMIさん、監督、スタッフのみんなと作り上げた作品、皆さんも見守ってくれたら、嬉しいです。

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1983年6⽉17⽇⽣まれ。東京都出⾝。

1998年にドラマ初出演を果たし、翌年には「3年B組⾦⼋先⽣」(TBS)で第3回⽇刊スポーツ・ドラマグランプリ 最優秀新⼈賞を受賞。さらに2011年には「それでも、⽣きてゆく」(フジテレビ)で第66回⽇本放送映画藝術⼤賞 優秀助演男優賞、第70回ザテレビジョン ドラマアカデミー賞 助演男優賞を受賞。

俳優としての活動に加えて近年は、朝の情報番組「ZIP!」(⽇本テレビ)の⽉曜パーソナリティや、ハートネットTV「フクチッチ」(NHK E テレ)の司会や、パラリンピック番組解説(NHK)を務めるなど、これまでとは違ったフィールドでも頭⾓を現している。

近年の主な出演作に舞台「モンスター」、映画「先⽣の⽩い嘘」、ドラマ「初恋、ざらり」(テレ東)、「silent」(フジテレビ)など。

妻 : 柳田チカ 役MEGUMI
MEGUMI
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「百円の恋」や「喜劇 愛妻物語」など、⾜⽴紳さんの作品は⼈間の持つリアリティーと底⼒が表現されていて⼤好きでしたので、参加できる事がとても嬉しかったです!

台本を読んでみて、夫婦の会話が⽣々しく、笑えて最⾼だなぁという感想と同時に、彼らがお互いと向き合い続け、関係性が変化し成⻑するプロセスに泣けました。

チカは⾃分の⼈⽣に後悔とコンプレックスを持っている⼈。とある事をキッカケにソレを⼿放して変化していく。そんな成⻑に共感しましたし、泣けました。⼤好きな⼥性でした。撮影中、⾵間俊介君には本当に⽀えて頂きました。素晴らしい才能と、底知れぬパワーがある素晴らしい俳優さんです。

このドラマは夫婦の再起の物語です。兎に⾓夫婦の会話が⾯⽩いので、笑って観て頂きつつも、必死に⾃分達の夫婦の形を⾒つけようとする2⼈の姿が素晴らしいです。是⾮ご覧ください!

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1981年9⽉25⽇⽣まれ。岡⼭県出⾝。

2001年デビュー。持ち前のキャラクターを活かしテレビや雑誌などで活躍。その後、映画やドラマ、舞台への出演など活躍の場を広げているほか、 プロデューサーとしての作品としてドラマ「くすぶり⼥とすん⽌め⼥」「完全に詰んだイチ⼦はもうカリスマになるしかないの」(テレ東)、映画「零落」、ショートムービー「LAYES」などがある。

さらに⽯川県⾦沢で「Cafe たもん」を経営、「キレイはこれでつくれます」(ダイヤモンド社)などの美容本の出版、など活動は多岐にわたる。第62回ブルーリボン賞助演⼥優賞受賞(2020年)。

近年の主な出演作に「ビリオン×スクール」(フジテレビ)、「東京タワー」(テレビ朝⽇)、「おいハンサム!!2」(東海テレビ・フジテレビ)、「インフォーマ-闇を⽣きる獣たち-」(ABEMA)など。

息子 : 柳田太郎 役嶋田鉄太
嶋田鉄太
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今回の役を演じてみて、太郎という男の⼦の性格や育った環境、不登校になりがんばって学校に⾏く姿などに何かひかれるところがありました。

メインの夫婦の話の⾊々なところにちりばめられている太郎の葛藤(?)にも注⽬してくれたらうれしいです。

⾊々ありましたが、全てひっくるめていうなら、とても楽しかったです。

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2014年1⽉13⽇⽣まれ、埼⽟県出⾝。趣味は絵を描くことで、特技は台本を早く覚えられること。

2020年にNETFLIX「ハンクとトラッシュトラック」の吹替で声優としてデビューを果たし、2022年「LOVELIFE」で映画初出演。翌年には映画「ちひろさん」やドラマ「季節のない街」(テレ東)、「あれからどうした」(NHK)など注⽬作品への出演が続く。近年では、映画「ぼくが⽣きてる、ふたつの世界」、ドラマ「ダブルチート 偽りの警官」(WOWOW テレ東)、スピッツ「美しい鰭」のMVへの出演など、多⽅⾯で活躍の幅を広げている。

みどり 役吉本実憂
吉本実憂
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主⼈公、豪太のママ友、みどり役を務めさせていただきました吉本実憂です。私の役は、シンプルに⾔うと豪太の友達。⼦供同⼠もよく⼀緒に遊んでいて、豪太とは、公園で2⼈で相談や愚痴などを話す仲です。みどりはすごくはっきりしている性格で、⾃分の感情に⼀⽣懸命で⼈の話を聞かないこともしばしば。⼝は悪いですが、⼦供への愛は豊富な⼥性です!

そして今回、⾜⽴組に参加できてとても光栄に思います!⾜⽴監督の柔らかい雰囲気が現場全体に広がっていてすごく平和な撮影現場でした。ニコニコしながらモニターを⾒ている姿を⾒て、私⾃⾝も気持ちがすごく上がって、リラックスして現場に居ることができました。

作品全体については、夫婦関係のリアルをドアの隙間から覗いているような作品だと思います。⾵間さんとMEGUMI さんが夫婦役と聞いた時、こんな夫婦居そうだなぁと思いましたし、お2⼈の夫婦のシーンは⾒てないので私も視聴者の皆さんと同じく楽しみにしています!ぜひクスッと笑えるような会話劇を、楽しんでください!

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1996年12⽉28⽇⽣まれ。福岡県出⾝。

全⽇本国⺠的美少⼥コンテスト グランプリ受賞し芸能界デビュー。その後ドラマ、映画を中⼼に活躍。映画「瞽⼥GOZE」にて第30回⽇本映画批評家⼤賞 新⼈⼥優賞を受賞。

今年はテレビ⼤阪のドラマ「買われた男」にも出演。待機作として、「室町無頼」(2025年1⽉17⽇公開)の公開を控える。

柳田佳子 役熊谷真実
熊谷真実
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まさかオファーをいただけるとは思っていませんでした。⾜⽴監督とは脚本なさった「アンダードッグ」で初めご⼀緒させていただきました。あまりの⾯⽩さに⼀気読みして喫茶店が暗くなっていたのを覚えています。いつかまたご⼀緒させていただきたいと思っていました。「アンダードッグ」では還暦デリヘル嬢役でした。

そして今回は、主役の⾵間俊介さん演じる柳⽥豪太の⺟役。これがまた強⼒。息⼦への愛が⽌まらないと⾔うか溺愛?にも程がある⺟親の役です。聞くと、監督の実話だそうで。

⾵間さんとは2度⽬の共演だったので⾃然に愛情が湧きました。MEGUMI さんは以前から素敵だなぁと気になる⽅でした。嫁姑のバトルシーンではバトルなのに笑いが出ちゃう。監督からOK が出た時は嬉しかったです。まずは⾜⽴監督のお⺟様にみていただきたい。笑

喜んでいただけたらこれほど嬉しい事はありません。⾵間さんとMEGUMI さんの愛あるバトル!?お楽しみください!

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1960年3⽉10⽇⽣まれ。東京都出⾝。

主演を務めた連続テレビ⼩説「マー姉ちゃん」(NHK)でエランドール新⼈賞を受賞。数々のドラマ、映画、バラエティ、舞台に出演し、2016年の舞台「マンザナ、わが町」では第50回紀伊国屋演劇賞個⼈賞、第23回読売演劇⼤賞を受賞。

近年の主な出演作にドラマ「初恋ざらり」(テレ東)、ドラマ・映画「アンダードッグ」(AbemaTV)、舞台「マミィ」などがある。映画「わたしかもしれない」が2025年公開予定。

柳田作郎 役近藤芳正
近藤芳正
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台本めちゃくちゃ⾯⽩くてニヤニヤしながらぜんぶ読み切りました。下ネタオンパレードなのに、読み切ったあとの爽やかさと充⾜感はなんだろう。

また⾵間さんとMEGUMIさんの演技いいんです!この作品のオンエアー僕がいちばん楽しみにしてます♪

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1981年に劇団⻘年座研究所に⼊所。舞台、映画、ドラマなど幅広く活躍。

映画「ラヂオの時間」、「THE 有頂天ホテル」、ドラマ「真⽥丸」(NHK)、舞台「笑の⼤学」など、三⾕幸喜作品に数多く出演。「ラ コンチャン」として⾃⾝でも舞台作品のプロデュースを⼿掛け、2022年には⼀⼈芝居「ナイフ」を上演した。

近年の主な出演に映画「事実無根」「ナックルガール」「リバー、流れないでよ」、連続テレビ⼩説「ブキウギ」(NHK)、YouTube ドラマ「おやじキャンプ飯」シリーズ、舞台「デカローグ 4」など。

公子 役内田慈
内田慈
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⼩説『それでも俺は、妻としたい』の2019年初版発⾏時、実は私、雑誌に書評を書かせていただいたんです。以前書いた某官能⼩説のあとがきを、⾜⽴さんが読んでくださったことがキッカケでオファーをいただき。⾜⽴さんの書くものが好きで、⾜⽴さんの初の⻑編監督作品「14の夜」に出演が決まった時も⼤喜びだったけど、今度は新作⼩説の書評!嬉しすぎて、⼆つ返事で「やります!」とお返事しました。が、なんと予想だにしない展開に。

物語の中の夫・豪太のダメさにムカつきすぎて、まったく冷静に読めない!妻・チカが怒りのあまり⾯⽩い台詞を豪太に浴びせるたびにスカッとしては「よくぞ⾔ってくれた!」とチカに肩⼊れしてしまう。なのでもはや書評ではなく、この⼩説を読んで⾃⾝の境遇と重ね合わせ⼀つの決断をした"ある⼥"のストーリーにし、⼀編のオマージュとして寄せさせていただいたのでした(笑)。

今回ドラマの中で私が演じたのは、豪太の従姉妹の公⼦役。豪太のアホさがダダ漏れるシーンのお⼿伝いをしています(笑)。どうぞお楽しみに。

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1983年⽣まれ。神奈川県出⾝。

⽇本⼤学芸術学部⽂芸学科中退後、前川知⼤、前⽥司郎、岩井秀⼈、三浦⼤輔、ペヤンヌマキ、神⾥雄⼤など様々な新進気鋭の作家・演出家の作品にいち早く出演しキャリアを積む。⼆兎社、こまつ座など⽼舗の劇団へも出演、近年では⽉刊「根本宗⼦」、⽊ノ下歌舞伎など次世代を担うクリエイターの作品へも出演している。映画では、08年に橋⼝亮輔監督「ぐるりのこと。」でスクリーンデビュー後、多数の映画に出演。

【舞台】「ふくすけ2024-歌舞伎町黙⽰録-」「⽷井版 摂州合邦辻」【映画】「夜明けのすべて」、「⽔平線」、「お⺟さんが⼀緒」【ドラマ】「お別れホスピタル」(NHK)、「9ボーダー」(TBS) 「Re:リベンジ-欲望の果てに」(CX)【声】みいつけた!(NHK)など。

主演舞台serial number12「Yes Means Yes」2025年1⽉10⽇より下北沢スズナリにて上演予定。

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人物相関図