チンピョン王とマヤ夫人の間に生まれた双子の妹で、のちの善徳女王。双子が誕生すると王族男子が途絶えるとの言い伝えにより存在を隠され、侍女のソファに育てられる。姉のチョンミョン王女と出会って自分が王女であると知ると、キム・ユシンの協力を得てミシルとの戦いに挑む。
新羅の歴代王妃を輩出してきた王妃族の系列。ずば抜けた政治感覚と美貌を武器に歴代王を操って宮廷を我が物にしようとする妖女。神通力を持つとされて神政政治を行い、チンピョン王の権力を抑圧する。夫のセジョンを王座につけようと策略をめぐらせ、トンマン王女と対決する。
伽揶出身の花郎徒のリーダー。幼い頃から武術に長け、冷静沈着な努力家。ミシルの手下に命を狙われたチョンミョン王女の命を救ったことでソラボルに呼ばれ、郎徒(ナンド)となったトンマンと出会う。やがてトンマンを愛するようになるが、三国統一の夢のために同志になる。
トンマン王女の双子の姉。華やかな宮殿で美しく育ち、夫のキム・ヨンスとの間に息子チュンチュをもうける。ミシルを警戒して感情を隠しているが、権力の情勢を見極めて逆転の機会を狙う。トンマンを王女に擁立しようと尽力し、キム・ユシンに秘めた愛情を抱く。
トンマン王女とチョンミョン王女の父で、新羅第26代王。15歳で王座に就くが、ミシル側の勢力に実権を握られる。生まれてすぐに手放したトンマン王女が目の前に現れ、彼女が王にふさわしい資質を備えていると知ると、サポートをするとともにミシルへの反撃を開始する。
ミシルがチンジ王を誘惑して産んだ息子だが、正妃になる目的を果たせなかったミシルに生後間もなく捨てられる。ムンノに育てられ、自由奔放だが武術に長けた青年に成長。ミシルの手下に命を狙われたトンマン王女を助けて友情を育むが、自分の出生を知ると、トンマンとの関係にも変化が・・・。
花郎徒首長で武芸の達人。「北斗七星が8つの星になるときミシルに対抗するものが現れる」との予言を受け、その予言を成すであろう双子の王女を守ろうとする。チルスクに命を狙われたトンマン王女を救った後に姿を消し、ミシルが捨てたピダムを弟子として育てる。
花郎徒の第9代首長。ミシルの情夫。チヌン王に仕えていたが裏切る。切れ者の戦略家で、ミシルの手足となって動く。
チンピョン王の正妃。従順で聡明な女性だが、トンマン王女とチョンミョン王女を産んだ後、王子を産めなかったために自分を責め続ける。
チンピョン王の侍女。チンピョン王にトンマンを託されて実娘のように育てる。チルスクに追われて砂漠に逃げ込み、行方不明になるが・・・。
ミシルの命令を受けて15年間トンマン王女の行方を捜し続ける。捕える寸前でトンマン王女を逃がし、視力を失って新羅に舞い戻るが・・・。
元詐欺師で頭が切れる。トンマン王女を騙そうとして知り合い、ともに花郎徒になる。のちに女王となったトンマン王女の護衛兵士となる。
廃位されたチンジ王の二男で、チョンミョン王女の亡き夫キム・ヨンスの弟。謙虚で真面目な人柄で、王家に忠実に仕える。
チョンミョン王女の息子で、のちの新羅第29代王・武列王。思慮深く冷静で、トンマン王女やキム・ユシンとともに三国統一の礎を築く。
ソラボル十花郎の中のひとつの飛天之徒のリーダー。初めはトンマン王女やユシンを軽視していたが、のちに固い友情と忠誠心で結ばれる。
滅亡した伽揶王族の王子。伽揶勢力を復興しようとする秘密結社のリーダーとして活動する中でユシンと手を組み、トンマン王女に仕える。
 
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