報道部の主戦場は大阪・関西エリアを中心とした全国です。毎日様々な現場に駆けつけ取材をし、「やさしいニュース」(夕方16時29分~16時53分)に向けて原稿を書き、映像の編集をしています。最近ではネットニュースへの出稿も!
テレビ大阪報道部の特徴は「なんでもやる」。時には記者として事件事故の取材をし、またある時にはディレクターとしてドキュメンタリーなどの企画特集を制作。週末のお出かけスポットを紹介する中継コーナーを担当したりと、若手のうちから興味があることはなんでも経験でき、刺激的な毎日があっという間に過ぎていきます。
私たちは、皆さんが日々目にするニュースの最前線にいます。いち早く情報をキャッチし、緊張感をもって「伝える」ことが使命です。
今、どんな仕事を担当していますか?
大阪府警などの「警察」の担当と裁判を扱う「司法」の担当を兼務しています。大阪府警本部には「記者クラブ」という新聞・テレビ各社が集まる場所があり、そこにテレビ大阪のブースもあるので常駐しています。大阪府内で起きた事件や事故の現場に行ったり、警察側に話を聞いて取材するだけでなく興味のある事案は深堀してスタジオで解説することもあります。「司法」も同様裁判所に記者クラブがあり、裁判などの膨大な資料などに囲まれながら仕事します。実際に裁判を傍聴をして原告や被告、さらに裁判官や弁護士、検察官などさまざまな人の言葉を聞くことができるので毎回気を引き締めて取材します。
仕事でやりがいを感じることは何ですか?
実際に取材したものが形となって放送されるのを見ると歴史の1ページに携わっているなと感じることです。重要な会見を現場で目の当たりにするのも、著名な方へのインタビューも記者だからできることなので、そういう場面に接するとうれしくもあり責任も感じます。また、以前あるご遺族に取材をしたときに「伝えてくれてありがとう」と言ってもらえたことが心に残っています。日常の中で多くの出来事がありますが、風化させないよう発信していくことも大事な役目だと感じます。
1日のスケジュールを教えてください。
平和な1日
- 7:00
- 起床
- 9:00
- 出社
大阪府警本部にある記者クラブのテレビ大阪のブースに入ります。通勤中に新聞やネットを見てニュースをチェック
- 11:00
- 事故の一報
警察に聞き取り取材、出稿
- 12:30
- お昼
隙間時間を見つけて食べます
- 13:00
- 警察内での取材、企画の仕込み
大阪府内の警察署を回ることもあります
- 16:29
- やさしいニュース 放送スタート
見守ります
- 19:00
- 勤務終了
- 20:00
- 帰宅
いろんな入浴剤を試すことにはまっています
- 22:00
- 各局の番組をザッピングしていろいろ見る
- 24:00
- 就寝
特別な1日
事件が発生
- 5:30
- 起床
- 7:00
- 出社
- 8:00
- ドキュメンタリーの取材
機材をもってカメラマンと一緒に出発
- 13:00
- 事件発生の一報
よきところで取材を切りあげ現場に直行!
- 14:00
- 殺人事件の現場で取材
近所の人に聞き込みや、警察への取材に当たる。最近ではSNSでの情報収集も。
- 16:29
- 番組冒頭で生中継リポート
「今」の映像と情報を伝えるべく、急遽自分でリポートすることに。いつになっても緊張します
- 17:00
- 取材
自分でもカメラを持って現場周辺をウロウロ
- 19:00
- 本社に戻る
夜のニュース用に出稿
- 21:00
- 警察幹部への“夜回り”取材
- 23:00
- 帰宅・夕食
- 25:00
- 就寝
気づいたら寝ていることもしばしば…
仕事以外で現在夢中になっていることを教えてください。
「お取り寄せ」が大好きです!コロナ禍で旅をすることが難しかったので、家にいながら現地の食を楽しんでます。最近では韓国のカンジャンケジャン(カニの醤油漬け)を取り寄せました。限定のスイーツだったり、ふるさと納税もフル活用で大好きなイクラやお肉を頼んでいます。
就活生へのメッセージをお願いします。
沖縄県出身の私は「なんくるないさ」(正しい行いをしていれば、いずれ何とかなる)という言葉をモットーに、気持ちを落ち着けて楽なきもちで就活に挑んでいました。テレビ局にはたくさんの仕事があって、部署移動すると転職するレベルで仕事内容が変わる…ということも先輩方からよく聞きますし、実際に他部署を見てもそう思います。いろんなことをやってみたいからこそ、テレビ局は本当に楽しいと思います。