社員紹介

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【北京支局】杉原 啓佑
北京支局ってどんなところ?
北京の中心・天安門から3km程の場所にオフィスを構えています。日本人記者2人、日本人カメラマン1人、中国人アシスタント3人、中国人カメラマン2人、ドライバー1人、お手伝いさん1人の総勢10人で日々、日本へニュースを届けています!
主な仕事は?
首都・北京は主に政治が動く場所。政治が動けば経済も動きます。そして中国の経済が動けば日本が、世界が動きます。影響力が大きい分、取材の対象範囲はとても広くニュースのネタが尽きることはありません。政治・経済・社会問題・災害まで北京だけでなく中国各地のあらゆるニュースを取材して、テレビ東京のニュース番組「ワールドビジネスサテライト」や「モーニングサテライト」などで放送しています。私たち海外メディアは中国当局からの取材制限を受けることもあり、難易度が高い取材も多いですが、現場で聞いた生の声をできる限り取材し日本へ届けたいと思っています。
"北京に駐在してここが良かった!" と思える経験を教えてください。
中国に関わることであればその全てが取材範囲となります。そのため、様々なジャンルのテーマに情熱を注ぐことができるのが特派員の最大の魅力だと思います。WBSやモーニングサテライトなどで「特集」や「企画」と呼ばれる概ね5分~7分のVTRを月に1回ほどのペースで制作しています。経済、社会、外交、政治…大枠のジャンルだけでもたくさんありますが、例えば中国経済をテーマに据えた後でも、その中から「消費」「不動産」「地方の債務問題」「雇用問題」…と上げればキリがありません。その中から自分が「伝えたい!」と思うテーマを選び、今、最も動きのありそうな現場へ向かいます。自分の目で見て、自分の耳で聞いたもの、そこで自分が感じたことを伝える、とても刺激的な仕事だと思います。
具体的にどんなテーマを取材?
・中国経済 地方債務問題(山東省青島市)
中国経済の中でも最も大きなリスクの一つとされる地方債務の問題を取材しました。資金繰りの悪化で計画途中でストップするインフラプロジェクト続出。山東省青島市では駅舎完成から5年以上も放置され続ける鉄道の駅が…
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・北朝鮮貿易の最前線(遼寧省丹東市)
北朝鮮との中国の関係を見ていく上で重要なのが両国の貿易。北朝鮮から中国へ運び込まれたある毛製品のサプライチェーンを貿易関係者の証言を辿って追跡しました。
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・中国の対台湾政策の現場(福建省厦門市)
軍事演習を繰り返し台湾への圧力を強める一方で、台湾の対岸にある福建省厦門市では台湾出身の起業家に向けて税制面などで優遇措置を取る中国。台湾世論の分断を狙って中国当局が使い分ける台湾への "アメとムチ" 政策を取材しました。
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・アジア安全保障会議(シンガポール)
世界の軍幹部が一同に会するアジア安全保障会議の取材でシンガポールに。会議ではウクライナのゼレンスキー大統領も出席し演説を行うなど、世界が注目する国際会議の場となりました。
最近、特に力を入れていることは?
テレ東BIZでのオリジナル配信企画「激動の中国」シリーズの制作です。駐在歴3年半の間に取材した企画の中でも、これは映像記録として残しておきたい!というものをテーマごとに再編集した、いわゆるディレクターズカット版のVTRです。テレ東BIZで全編無料配信していますので、よろしければ是非ご覧下さい。
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