太陽の大きさが昼と夕方で違って見えるのは、錯覚のためです。
昼の太陽は空高くにあるので、まわりの大きさを比較するものがありません。しかし、夕方になって太陽が低い位置にくると、家やビルなど、大きさを比べられるものがいっしょに見えます。だから、太陽が大きくなったように錯覚してしまうのです。
ちょうど「プリンを大きな皿に入れるよりも、小さな皿に入れたほうが、大きく見える」のと同じです(2003年5月17日放送分「これも錯覚?!」で紹介)。
この他にも「夕日は赤く見えるが、赤は膨張(ぼうちょう)色なので大きく見える」という説など、いくつかの説があります。
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