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フラミンゴに限らず、動物は眠るときに体を丸めようとします。
これは、体温が逃げるのを少しでも防ぐためです。
フラミンゴもまた、他の動物と同様に首を背中にうずめますが、水辺に棲んでいるので、脚をたたむと体がぬれてしまいます。
そこで、立ったまま眠るという方法をとっていますが、このとき片方の脚はたたんで、もう一方の脚だけで立っているのです。
これは、片脚でもたたんだ方が、体温が失われにくくなるからです。
なお、脚の長い鳥は、座っていると、立ち上がるのに時間がかかり、
襲われたときに逃げ遅れる危険性があるので立って眠るともいわれています。 |