赤ちゃんのお尻が青いのはどうして?
赤ちゃんには、お尻から背中にかけて青色のあざが見られます。
これは、『蒙古斑(もうこはん)』といって、日本人などの黄色人種の場合、ほとんどの赤ちゃんに見られるものです。
『蒙古斑』が青く見えるのは、お尻から背中にかけての皮膚の深いところに『メラニン色素』がたくさんあるためです。
『メラニン色素』が皮膚の表面ちかくにあると、皮膚の色は日焼けのように茶色に見えますが、皮膚の深い部分にある場合は、青く見えるのです。
なぜお尻の部分に『蒙古斑』が現れるのかについては、まだ解明されていません。