メガネをかけると、どうしてよく見えるようになるの?
人間の目には、光の焦点をあわせる『水晶体』と、光を感じる『網膜』があります。

水晶体は、光を屈折させる『レンズ』のようなものですが、人間の目は、水晶体のふくらみを調節して、遠くでも近くでも焦点を合わせることができます。

『近視』とは、目が成長によって大きくなるのに伴い、こうした調節がうまくいかなくなり、光が網膜の手前で合わされてしまうものです。

メガネのレンズには、光を屈折させる働きがあります。
レンズによって光を屈折させ、水晶体の働きを助けることで、光がちょうど網膜に合ってよく見えるようになります。
   
  監修:渡辺仁さん(大阪大学眼科学教室)