ペンギンはどうしてヨチヨチ歩くの?
ペンギンは進化の過程で、水中での生活に適応する体になりました。
泳ぐためには、体の後部にスクリューみたいな状態で足をつけたほうが有利です。
寒い土地で生活できるように、足首近くまで厚い筋肉と脂肪で覆われているので、股がほとんど開かなくなっています。
このような理由から、ペンギンの体は、陸上を立って歩くにはあまりバランスがよくなく、どうしてもヨチヨチ歩きになってしまうのです。
  監修:橋本尚之(海遊館飼育展示部)