鉛筆の芯は、穴の中に入れるのではなく、二枚の木の間に挟みこんでいるのです。 まず、木の板に芯が半分入る深さの溝を彫ります。このような板を二枚つくり、片方の板の溝に芯を入れ、もう一枚の板を上からかぶせて接着剤で貼りあわせます。 そして、圧力をかけて乾燥させ、芯が木から抜け落ちないようにします。 その後、六角柱になるように、板の片面ずつを削りながら一本一本切り離し、塗装をして鉛筆はでき上がるのです。