テレビの画面の色が変わるのはなぜ?

テレビの画面に近づいて虫メガネでのぞいてみると、赤・緑・青の縦長の長方形が規則正しく並んでいるのがわかります。
この赤・緑・青の点はとても小さいので、遠くから見ると混ざって見えます。

例えば、赤い花の色を表す場合は赤い点だけを光らせ、緑の葉の色を表す場合は緑の点だけを光らせます。
また、黄色い花の色を表す場合、赤と緑の点を光らせると、2つの色が混ざって黄色に見えます。
そして、赤・緑・青のすべての点が光ると白、すべてが消えると黒になるのです。

このように、テレビは、赤・緑・青の3色の点を光らせたり消したりすることで、さまざまな色を表現することができるのです。