角度を変えると絵が動くシールは、どういうしくみになっているの?

見る角度によって絵が動くシールは『レンチキュラー』といわれ、凸レンズのはたらきを使って2種類以上の絵を見せているのです。

まず、それぞれの絵を細い帯にして、1つの平面状に交互に並べます。そして、その上に絵の向きに合わせて、絵の帯2本分(2種類の絵を見せる場合)の細長いプラスチックの凸レンズを貼り付けます。

すると、凸レンズのはたらきで、片方の絵だけが拡大されて、一枚の絵のように見えるのです。そして、見る角度を変えると、もう一方の絵が見えるようになるというわけです。