ダンボールの切り口を見ると、たくさんの穴が開いています。 これは、ダンボールを軽くて丈夫なものにする工夫のためなのです。 平らな紙は、すぐに折れ曲がります。 しかし、これを波型に折り曲げると、丈夫になります。 ダンボールは、二枚の平らな紙の間に、波型の紙をはさみこんでいます。 このため、トンネルのような長い穴が何本も作られています。 ダンボールのこの構造には、ほかにも、クッションの役割をして衝撃を和らげる働きや、保温の効果もあります。