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シャボン玉は「水」と「界面活性剤」からできています。
水だけだと、1ヶ所に集まろうとする力(凝集能力)が強すぎてすぐに泡は壊れてしまいますが、界面活性剤を入れることにより、その凝集能力を落として薄い膜を作れるようになり、泡が壊れにくくなっています。
シャボン玉が割れてしまう主な理由は次の3つです。
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1) |
重力によってシャボン玉の上部が薄くなって割れる |
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2) |
ホコリやチリなどがシャボン玉の膜にぶつかって割れる |
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3) |
水分が蒸発して割れる |
シャボン玉の膜をつくっている液体は、重力のため、玉の頂点から底の方に流れ落ちてゆきます。
そのため、時間とともに玉の頂点付近の膜の厚さは薄くなってしまい、最後には穴が開いてしまいます。また、空気中の小さなホコリやチリの衝突、シャボン液の水分の蒸発などによっても、膜のどこかに穴が開いてしまいます。
こうして膜の一部に穴の開いてしまったシャボン玉は、割れて水滴になってしまいます。 |