どうして『圧力鍋』だと短時間で煮込み料理ができるの?
ふだん私たちが生活しているときの大気圧は1気圧です。
この場合、水が沸騰する温度は100℃であり、ふつうの鍋だとこれ以上の温度で煮炊きすることはできません。

ところが、圧力を高くすると水の沸点は上がります。
『圧力鍋』の場合、内圧はおよそ2気圧、沸点は120℃前後になっています。
煮炊きする温度が高くなれば、調理にかかる時間は短くなります。
例えば、『でんぷん』が糊化するまでの時間は、98℃だと20分かかりますが、120℃だと5分ですみます。
  監修:(株)日軽プロダクツ