ネオン管は、『電子』が気体の『原子』にぶつかった時、その気体によって異なる光が出ることを利用して、さまざまな色を演出しています。
ネオン管の両端には『電極』がついており、電流を流すと片方の端から反対の端まで『電子』が飛び出すようになっています。
飛び出した『電子』が、管の中に詰められた気体の『原子』にぶつかると、特定の色の『光』が放たれます。
中に『ネオン』という気体を入れた場合、鮮やかな赤色になります。
また、『ネオン』のかわりに『アルゴン』という気体を入れると『青紫色』になります。
この2色以外は、管じたいに色をつけることで、作り出しています。
例えば、緑の管と『アルゴン』の光を使えば、青緑になります。
なお、『蛍光灯』も『ネオン管』と同じようなしくみですが、管の中には『水銀』を使っています。この場合、目に見えない 『紫外線』が放出されるので、紫外線に反応して明るい色を出す『蛍光物質』を塗ることで、照明に使えるようにしています。
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