太陽の光を虫めがねで集めると、どうして火がおこるの?
太陽の光は『ものを熱する力』をもっています。
光が『空気』と『ガラス』の境目を通るとき、ガラスの面に対してまっすぐ入った光は、曲がらずに進みます。
しかし、ガラスの面に対して斜めに入った光は、境目で曲がって進みます。こうした現象を『屈折』といいます。
虫めがねは、まんなかがふくらんだ形をしているので、端に当たった光は屈折し、まん中のほうに集められます。
こうして、『熱する力』が集まることにより、その部分の温度が高くなるので、紙など『燃えやすいもの』があれば火が起こるのです。