武官出身の内禁衛(ネグミ)大将の父キム・ジャミョンと母オ氏の息子。父親は、王に反乱を企てるが親友チョ・チギョムの裏切りにより、命を落とす。チョソンを妊娠中だった母は逃亡するも、山中で出産のち離ればなれに。チョソンは祈祷師ウォラに育てられ、のちにソンジョン王となるチョウルサングンや、ユン・ソファと幼馴染になる。その後、ふたりとの約束を守るため、ソファへの想いを胸に秘めつつ自ら内侍の道へ・・・。


貴族(両班(ヤンバン))のユン・ギギョンと妻シン氏の長女で、聡明で気丈な娘。 幼い頃、ある事件をきっかけにチョソンと後のソンジョン王と知り合う。当時から彼女に好意を持っていたソンジョン王に見初められ、やがて宮廷に迎えられるが…。


セジョ王の長男で世子(皇太子)だった懿敬世子(イギョンセジャ)とインス大妃の次男。出生後すぐ父が他界し、母の実家で育てられることになり、チョソン、ソファと身分を越えて親交を持つ。まだ幼い頃に第9代王の座につき、ソファを想いながらもハン・ミョンフェの娘と政略結婚。安定した政治基盤を作るために尽力する。


カリスマ性を備えた内侍府長。宮廷の影の実力者で、目的のためには手段を選ばない冷徹さを持つ。自分が裏切ったため、命を落とした友人の息子キム・チョソンを養子に迎え、内侍として教育する。


ソンジョンの母親。セジョ王とチョンヒ大王大の嫁。20歳で未亡人となったせいか、息子への執着心が強い。王となった息子が、ソファを寵愛することに反発し、しだいにソファへの対抗心をつのらせる。