第6話
明日は結の結婚式。同じ日に藤沢の葬儀も行われる。茂は葬式に、佳奈は結婚式に向かう。
お互い式の終わりに落ち合い、二人ですき焼き店へ。「藤沢とここによく来た」と話す茂。茂の若い頃の話を新鮮な気持ちで聞く佳奈。佳奈は「パーティで感じた淋しさの正体を知りたいと思ってた」という話をする。「おじさんは一人で淋しくない?」と茂に問うと帰ってきた答えは「ただ、一緒に寄り添うんや。上手に付き合うだけや」と。
その言葉を聞き、佳奈は「淋しい」という気持ちは、ただネガティブなだけでないと思う。
そして佳奈は茂の家を間もなく出ていくことを告げる。
すき焼キムラ 京都市中京区寺町四条上る大文字町300
WIFE&HUSBAND 京都市北区小山下内河原町106-6
日日 gallery nichinichi 冬夏 tearoom toka 京都市上京区信富町298
錦湯(※閉店)
第5話
家でリモート作業をしている佳奈は、茂が花を活ける準備をしていることに驚く。佳奈が「どこかで習ったの?」と聞くと「自分の家やから好きなようにしてるだけ」と答える茂。茂から「時間あったらおつかいへ行ってきてほしい」と植物と番茶のお使いを頼まれ、佳奈は京都の町へ繰り出すことに。お使いを終え、並んで花を活ける二人。コーヒーを淹れ一息ついたところで、佳奈が、結婚する親友に会って寂しいという思いを素直に伝えることを後押ししてくれたことを、茂に感謝する。その言葉を聞いて、茂自身も背中を押され、かつて誤解から友情が壊れてしまった仕事仲間・藤沢と再会することを決意する。
岡田梅寿堂 京都市上京区千本今出川西北角
花政 京都市中京区河原町三条上がる東入 恵比須町443
ホホホ座 浄土寺店 京都市左京区浄土寺馬場町71
こっとう画餅洞 京都市上京区今出川通り六軒町西入 西上善寺町 190-16
のと正 京都市東山区弓矢町31
第4話
大阪の会社へ出勤した佳奈。仕事を終え、結婚する親友、結と会う時間まで大阪の街をブラブラする。結と会う佳奈。気が合い、ずっと相談に乗ってもらった結が結婚することは嬉しいことなのだが……佳奈はどうしても淋しいという想いが先行し、祝福できないでいた。二人で話をすると、結から同じような思いをしたことがあると聞かされ、少し心が楽になる。家に帰ると茂が小山と話をしている。茂はかつての仕事仲間と誤解が生じて友情が壊れたと語る。
夜長堂 大阪市北区天満3-4-5
西天満竹井 大阪市北区西天満1-13-4
御舟かもめ
第3話
朝食のパンを金網で焼く茂。ガスの火が柔らかくなって美味しくカリッと焼けると言う。食べた佳奈も美味しさを感じる。
茂は「京都の人はパンも好き」と説明。ずっと都だった京都は新しいものに敏感で、京都が日本初のものはたくさんあり、新しいものを受け入れる気質があると説明する。仕事の帰り、佳奈は結婚する友人へのプレゼントとして茂がパンを焼いていた金網を買いに行く。ついでにバッグや雑貨のデザインをしている吉田の店をのぞいてみることに。そこで吉田から茂との出会い、さらに茂の意外な過去を聞くことになる。
辻󠄀和金網 京都市中京区堺町通夷川下る亀屋町175
かみ添 京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
今西軒 京都市下京区横諏訪町312
やっこ 京都市中京区冷泉町76
第2話
茂に言われ早起きした佳奈。そこに小山と吉田がやって来て佳奈を連れ出す。
松ヶ崎の山から朝の空気が澄んだ京都の町を眺めたり、レトロな喫茶店で朝食を食べたりと早朝の京都の楽しみ方を二人から教わる。
その後いつものようにおじさんからお使いを頼まれる佳奈。一件は箒(ほうき)の直し。ものを直しながら大切に使う京都の文化に感心する。もう一つの行き先は小山の店。茂がかつてフランスに住んでいたことを聞かされ驚く。
その夜、佳奈のスマホに友人からのメッセージが…
COFFEE ユニオン 京都市中京区室町通二条下る蛸薬師町283
桔梗利 内藤商店 京都市中京区中島町112
第1話
長期出張で大阪に通うことになった佳奈は、再び京都の大叔父の家に滞在することに。
早速おじさんからお使いを頼まれ、地図を片手に自転車を使って積極的に京都の街に繰り出す。帰ってくるとおじさんから友人の小山と吉田を紹介され、お使いで買ってきたものを並べて語り合う。そんな佳奈の京都に来たもう一つの理由。賑やかなパーティーに参加しているときに感じた「寂しい気持ち」とは…
中村製餡所 京都市上京区一条通御前西入大東町88
加藤みそ 京都市上京区蛭子町400
まるまん内藤豆腐店 京都市下京区万寿寺町新町西入材木128
ANTIQUE belle 京都市中京区姉小路通御幸町東入丸屋町334