2009年4月10日(金) 第523回
「前を見続ける73歳」
〜“ヨード欠乏症”に挑む〜
NPO法人ネパール・ヨードを支える会
理事長 熱田 親憙さん
本部
〒665-0022
宝塚市野上2丁目4-16-206号
TEL:079-72-1114
大阪支部
〒572-0843
寝屋川市太秦中町19-9
TEL:072-824-2460
HP:http://www.atsuta-garo.com/index.htm
c-atsuta@jttk.zaq.ne.jp
ヨード欠乏症。
それは、新陳代謝や体の成長を促進するために必要な栄養素であるヨードの不足によって、甲状腺の機能が低下する病気です。
のどにコブのような腫れ物ができたり、体や知能に関する様々な障害が症状としてあらわれます
ヒマラヤ山脈が広がるネパールは、特に重症患者が多い国の一つとして知られています。
NPO法人ネパール・ヨードを支える会はそんなヨード欠乏症の対策に取り組んでいる国際ボランティアの団体です。
理事長を務める熱田親憙さんは、一流大学を卒業後、大手電機メーカーで営業マンとして活躍し、さらに大学教授へと転進。
華々しい人生を送ってきた彼は、家族の病気をきっかけに国際協力のボランティアを始めることになりました。
現地の人々を苦しめる風土病、ヨード欠乏症の対策のために、私財を投じて国内外をかけまわっています。
医学を知らない自分にもできることがある。
諦めることを知らず、前を見続ける熱田さんの奮闘を追いました。