2008年10月10日(金) 第497回
1993年4月、カンボジアで国連ボランティアとして選挙監視活動中であった中田厚仁さんが突然凶弾に倒れました。
東南アジアの一国の未来に命をかけた息子の志を受けて父親である中田武仁さんは立ち上がります。
勤めていた商社を退職し、国連ボランティア名誉大使に就任。
世界平和の礎を築くために各国を歴訪して、ボランティア活動の大切さを訴えました。
愛息の遺志を受け継いだ活動はことし一旦区切りをつけ、終身名誉大使に就任しました。
中田さんの15年にわたるその活動を振り返ります。