舞台は和歌山県の北西部に位置する加太。
加太は関西屈指の好漁場で、アジやタコなど、
年間約80種類の魚介類が水揚げされる豊穣の海だ。
ターゲットは、小気味よい引き、
そして食べて美味しいと人気の良型のマアジと、
魚の王様マダイを狙う2本立て。
アングラーは、船釣り、鮎釣り、ルアーフィッシングと、
何でもこなす実力派、西村豪太と、
陸っぱりのライトゲームが大好きな釣りガール、竹内麻純。
今回は2日間の釣行。
まず初日は、30cmオーバーの良型アジを狙う。
仕掛けは、約3m、3本針の胴突き仕掛け。
エサはアオイソメやオキアミを使う。
船釣りの経験がほとんどない竹内は、
西村からエサ付けや釣り方をレクチャーしてもらい、
何とか良型のマアジをゲットした。
そして、2日目。
加太の伝統釣法「高仕掛け」でマダイを狙う。
高仕掛けは、主にマダイを狙う仕掛けで、全長は約15m、
概ね6本針でオモリは30号程度。
エサは使わず、ハリにはビニール片をチョン掛けするだけ。
この何とも変わった仕掛けで、魚の王様マダイが釣れるのだ。
初めは、長い仕掛けを落とすだけでも四苦八苦する竹内。
加太の伝統釣法、高仕掛けを使いこなし、
マダイを釣り上げることは出来るのか…。
お楽しみに。