銀鱗輝く魚体と鋭い引き味で釣り人を魅了する磯釣りの人気ターゲット、
チヌをフカセ釣りで狙う。
アングラーは、木村公治。全国規模のチヌ釣りのトーナメントで
優勝経験を持つ、チヌ釣りのスペシャリストだ。
舞台は香川県。
瀬戸内海に突き出た荘内半島の先にある沖磯、
御幸の岩(おごのいわ)。ここは、大型の実績が高く、
60cmクラスの特大サイズも狙えるという超一級磯。
そして、4月から6月頃は、乗っ込みシーズンだ。
乗っ込みとは、産卵のために魚が深場から浅場へと移動してくること。
産卵を控えた個体が栄養を蓄えようとエサを荒食いする季節だ。
つまり、今回は大型の数釣りが狙えるチャンスなのだ。
ところが、木村の表情は冴えない。
実は船長から「今年は乗っ込みが遅れていて例年のようには釣れていない」
との情報が入っていた。
でも、蓋を開けてみれば、
あの手この手を駆使して良型チヌを連発させる、名手・木村。
さらに、大型も出た!
チヌ釣りの名手が見せる、
洗練されたテクニックは必見!
お楽しみに!