今回のターゲットは幻の魚と言われる"アラ"。
個体数の少なさからくる、希少性はもちろん、味も絶品の超高級魚だ。
そんなアラを求めてやって来たのは新潟県の上越沖。
日本海は冬場、季節風の影響で出船率が極端に低い。
そのためアラの個体数が多く保たれているという。
さらに夏は冬とは打って変わって晴天ベタ凪の日が多い!
アラを狙うための好条件が揃っている。
アングラーは沖釣りのスペシャリスト、田渕雅生と北本茂照。
午前5時、いざ出船!アラ釣りといえば、
関東ではテンビン仕掛けでイカやサバの切り身をエサに狙うのが主流なのだが、
ここ新潟では、アジの泳がせ釣りで狙う。
そのためまずはエサとなるアジ釣りからスタート。
すぐに反応があるも、「デカイな!」
釣れてくるのは丸々と太った大きなアジ。
アラのエサとしては大きすぎるが、釣り人にとっては
嬉しい悲鳴!日本海の豊かさに期待が高まる。
エサを揃えたら、いよいよ本命のアラ釣りスタート!
水深は120m前後。
海底付近に生きエサのアジを泳がせる。
「夢のある釣りはワクワクしますね!」
狙うは幻の魚、2人のテンションも最高潮に!
すると竿先に反応が!しっかり食い込むのを待って、一気にアワセる。
掛けた!浮上して来たのは褐色の魚体。
アラだ!小ぶりながら、いきなりの本命登場に活気付く船内。
アラは確実にいる。
サイズアップを求めて、竿を出し続ける2人。
幻の高級魚・アラを追い求めた3日間の激闘!
その一部始終をどうぞお見逃しなく!