Back Number

2024年12月21日

夕方5:30~6:00放送

一投入魂!最高を目指して<br>大物ハンターが挑む玄界灘のヒラマサ

一投入魂!最高を目指して
大物ハンターが挑む玄界灘のヒラマサ

「出た出た出た!」
「ボイルボイル!!」
「1時の方向、投げて投げて!!!」
突如、慌ただしい男たちの声が船の中を駆け巡る。そんな男たちの目の前で水柱を上げ、海面に姿を見せたのは、ヒラマサ。強烈な引きと力強いファイトでアングラーを魅了する、ルアーフィッシングの人気ターゲットだ。今回は大型のヒラマサを狙う。

舞台となるのは九州北部に広がる・玄界灘。全国でも有数の好漁場で知られ、オフショアのヒラマサゲームのエリアとしても必ず名前が上がる超メジャーフィールドだ。
アングラーは大型青物やキハダなど大物の実績が高い、佐野ヒロム。彼は、この番組の撮影でもキハダの最大記録となる58kgを釣り上げ、ここ玄界灘でも32kgの超大型のヒラマサをキャッチしている。極めて高い実力と確かな実績を兼ね備えた実力者だ。
「いまベイトのパターンがシイラで、先週も15kgサイズが釣れている」と佐野。大物への期待が高まる。

釣行初日、強風に見舞われて昼からの出船となった。ポイントに到着する頃には、空に少し赤みがかかっていた。まずはダイビングペンシルで様子を見る。ヒラマサは、瀬や魚礁など地形変化のある場所に付くことが多い。
丁寧に探っていくが反応はなく、やがて日没の時間を迎えた。夕日が辺り一面を真っ赤に染める。玄界灘の美しい景色を目にして、この日は竿仕舞い。2日目、風が落ち着き絶好のコンディションとなった。注意深く辺りを見渡しながら、キャストを繰り返す佐野。水面を飛び出すベイト、小魚を追う鳥山など、些細なことも見逃すまいと集中する。
と突然、ドン!水柱が上がり、佐野のロッドに強烈な重みが乗る。その瞬間“ジリリリリ”と激しくドラグが鳴りラインが出る。
「重い、これいいサイズだ」佐野の手に一層力が入る。果たして、見事キャッチすることができるのか!?

大型魚とアングラーとの真っ向勝負。見るだけでアドレナリン全開の熱いファイト!1秒足りとも見逃せない30分。
どうぞお楽しみに!

Angler

Map

釣り場所の地図
場所・ポイント
福岡県・玄界灘
長崎県・壱岐島近海
取材地連絡先

遊漁船 優
TEL:090-4984-0324

Tackle