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2023年5月6日

夕方5:30~6:00放送

奇跡の仁淀ブルー 高知仁淀川でアマゴを狙う

今回は渓流での釣り“トラウトフィッシング”でアマゴを狙う。舞台は高知県仁淀川。豊かな自然の中でひときわ輝く「仁淀ブルー」。川底まで目視できるほどの透明感と、陽に照らされて青々とした表情が見られる、日本屈指の清流だ。

アングラーはネイティブトラウトフィッシングのエキスパート、小林将大。
学生時代に学んだ水産学の知識とキャスティングの精度の高さが彼の持ち味だ。

アマゴはヤマメと瓜二つだが、その最大の違いは横腹の赤い斑点模様。アマゴには脇腹に赤い斑点があり、ヤマメにはそれがない。アマゴは一部地域では、昔から雨の日によく釣れる魚という由来から“あめご”とも呼ばれ、雨で水量が上がり湧き上がった泥の成分がアマゴの活性を上げると言われている。

水温の低い早朝から釣りを始める。新緑の中、澄んだ空気と水の音が小林を包んでいく。
地形の特徴、水流の速さ、アマゴの習性を汲み取り、川のどのポイントへルアーをキャストしたら良いかを瞬時に判断しキャスト。一投目、いきなりルアーを追いかけてくる魚をカメラが捉えた。アマゴだ!

渓流釣りの面白さは「見て楽しめる釣り」だと小林は言う。どんな場所からどんな魚が寄ってきて、どんなアクションに反応するのか。一連の流れを観察できることに小林は喜びを覚え、この釣りの虜になった。そして今は、この釣りの魅力を多くの人に伝えたいと話す。

美しい大自然の映像、そして小林と魚の、釣りを通じた対話の面白さが詰まった珠玉の30分。お楽しみに!

Angler

Map

釣り場所の地図
場所・ポイント
高知県・仁淀川水系
取材地連絡先

仁淀川漁業協同組合
TEL:088-893-2300

Tackle