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2023年3月4日

夕方5:30~6:00放送

名手が挑む!熊本 球磨川の大鮎釣り

およそアユとは思えない強烈な引き、釣り人を川の中に引きずり込むようなパワー。鮎釣り師が一生に一度は手にしたいと願う大鮎。30cmを超えるサイズ、いわゆる“尺鮎”だ。

今回は熊本県を流れる球磨川を舞台に“尺鮎”を狙う。球磨川は最上川、富士川とともに日本三大急流の一つ。激流の中で育つアユは大きく逞しくなる。毎年、各地から大鮎を狙ったアングラーが訪れる、国内屈指の人気フィールドだ。

昨年9月。尺鮎を狙って球磨川にやってきた2人の釣りのエキスパート。瀬田匡志と伊藤隆介。瀬田は強靭な足腰と屈強な体で、激流をものともせずに、いくつもの大鮎を仕留めてきたアングラー。伊藤は九州をメインフィールドとする名手。毎年、球磨川には必ず訪れて何度も大鮎を釣り上げている。

まず2人は球磨川の中流部、人吉市内のポイントから竿を出す。「今すごいいいです。数が多くて、サイズも大きい。尺を釣るなら今が一番いいです」と、伊藤。その言葉にテンションの上がる瀬田。そして、2人は“オモリ”や“背バリ”を駆使しながら、瀬(流れの速くなっている)のポイントを丁寧に攻める。すると、ヒット。25cmから29cmのアユを連発。「さすが球磨川。1尾で10尾分ぐらい楽しい」と笑顔で話す瀬田。

午後は下流に移動。水深があり、川底に大きな石や岩盤が沈んでいて地形の変化も多いポイント。波立ちの変化のある場所を探っていく。と、伊藤 掛けた!竿が大きく曲がりキレイな弧を描く。慎重に引き寄せる。釣れたのは実測30.5cmのアユ、尺鮎だ!この1尾を見た瀬田のスイッチが入る。川底が岩盤になっているポイントに狙いを定め重点的に攻める。すると、きた。竿が大きく曲がる。「これは来たよ!」と瀬田。果たして、そのサイズは…。

大鮎連発の球磨川釣行。大型を狙うための名手のメソットも紹介。
お楽しみに!

Angler

Map

釣り場所の地図
場所・ポイント
熊本県・人吉市 球磨川
取材地連絡先

球磨川漁業協同組合
TEL : 0965-32-3266

Tackle