Back Number

2022年7月9日

夕方5:30~6:00放送

巨大魚の巣窟解禁 憧れのフィールド 日本海玄達瀬に挑む

今回の舞台は、釣り人憧れのフィールド、
福井県の沖合にある玄達瀬(げんたつせ)。

ここは、海底火山の隆起によって出来た瀬で、
水深300mから浅い場所で10〜50m、
非常に起伏の激しいポイントとなっている。

また対馬海流とリマン海流、2つの潮の影響で、
魚種も豊富で魚影もすこぶる濃い。
さらに釣れるサイズも大型ばかりと、
まさにアングラーにとってパラダイスとも呼ばれる場所だ。

本来は漁師専門の漁場だが1年の内、
2ヶ月間(6月中旬から8月中旬)だけ一般の釣り船にも解禁される。

解禁直後の玄達瀬を訪れたのは、沖釣りのエキスパート、
宮澤幸則と玄達瀬に精通するアングラー、近藤惣一郎。
宮澤はマルイカやカワハギなど、
テクニカル系の釣りを得意とする名手だ。

近藤は玄達瀬に通い続けて20年以上。
これまで玄達瀬でヒラマサ15kg、
ブリ10kgなど数々の大物を仕留めている。
また釣りの他にも医師としての顔を持つ、異色のアングラーだ。
 「玄達瀬は20kgクラスの青物。他にもマダイやイサキなどの高級魚がたくさん狙える。」
と近藤は言う。

一方、玄達瀬で初めて釣りをするという宮澤。
「以前からウワサは聞いていたので、今日は本当に楽しみ!」と
朝一番からハイテンション。

今回はフカセ釣りで狙う。
まずはマキエを巻き、全長9mにもなる仕掛けを慎重に投入。
そして、ラインをフリーにして潮の流れに任せて、ひたすら流していく。
すると、すぐさま近藤にヒット!
釣れたのはメジナ。
関西ではグレと呼ばれる磯釣りの人気ターゲットだ。

続いて宮澤にもヒット。
竿が弧を描く、これはデカそうだ。
姿を見せたのはマダイ。
それも85㎝、8.3kgの大ダイ。
いきなりの大物に驚く宮澤。
そこへ「玄達では、これレギュラーサイズなんですよ。」と近藤。
この言葉に驚きつつも笑みが止まらない宮澤。

そして、ここから大物連発の爆釣劇が始まる!
豊富なターゲットに、ビッグサイズ連発!

アングラーにとって、まさに楽園と呼べるフィールド、玄達瀬。
夢のような一時を、ご堪能あれ。 お楽しみに。

Angler

Map

釣り場所の地図
場所・ポイント
福井県福井市玄達瀬
取材地連絡先

福勢丸
【TEL】0776-85-1604

Tackle