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2020年4月18日

夕方5:30~6:00放送

ネイティブトラウトフィッシング 早春の美しきアマゴを求めて

春、緑は芽吹き、生き物が活発に動き出す。
水の中の世界も同様、渓流魚たちも岩の隙間から顔を出す。
ネイティブトラウトを狙える季節の到来だ。

舞台は3月に解禁したばかりの岐阜県の飛騨川水系。
冬の間、顔を見ることができなかった渓流魚たちを狙っていく。

アングラーは小林将大。
子どもの頃、何度も開いた魚図鑑で渓流魚へ強い憧れを抱き、
大学時代はマス類の研究に没頭。
時間を見つけては近くの河川で釣りの腕を磨いたという。
技術と学術的知識を併せ持つ、ネイティブトラウト釣りのエキスパートだ。

解禁したとはいえ、早春。
水温はまだ低いため、魚の活性もそれほど高くはない。
川底や岩などに魚がついていると小林は予想。
卓越したキャストテクニックで、
岩と岩の間や落ち込みなどを丁寧に探っていく。
すると、小林の操るルアーがひったくられた!
ヒットしたのはアマゴ!
しかも、良型だ。
淡い青色の斑紋が並んだ魚体に、
朱色の斑点が散りばめられた魚体が美しい。
久しぶりに顔を見たアマゴに笑みがこぼれる。

その後も釣り上げるたびに、魚体を見て笑みを浮かべる。
それもそのはず、同じ魚でも1尾、1尾、顔つきや色合い、模様が異なる渓流魚。
釣り上げた魚の美しさを"見て楽しむ"ことができるのも、この釣りの魅力だ。

大自然に育まれたアマゴの迫力のヒットシーンは必見!
どうぞお楽しみに。

Angler

Map

釣り場所の地図
場所・ポイント
岐阜県・飛騨川水系
取材地連絡先

飛騨川漁業協同組合
【TEL】0574-72-1029

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