狙え！のっこみの大物！河口湖の巨べら釣り

今回は､50cmを超える大物のへらぶなを狙う｡
舞台は､数々の巨べらで釣り師を虜にさせてきた､山梨県河口湖｡
大物だけを狙うへら師も数多く訪れる､東日本有数の巨べら釣り場だ｡
そして春は､巨べらを手にする最大のチャンスが訪れる｡
産卵のため､大型のへらぶなが浅場に寄る｢のっこみ｣だ｡

満を持して河口湖を訪れたのは､へらぶな釣り一筋40年､生井澤聡｡
早朝5時､湖畔に向かうと､何やら湖面が騒がしい｡
正体は､大型のへらぶなが浅場で行う産卵行動､ハタキだ｡
大型が浅場に大挙して押し寄せているので､狙いが定めやすい｡
これ以上無いチャンスだ｡
｢50cm超えを釣りたい｣
普段はサイズに強いこだわりを見せない生井澤も大きな目標を立てた｡

期待に胸を膨らませポイントへ｡
のっこみの時季は魚が浅場に入り込み､産卵に集中しているため､
へらぶなの通り道にピンポイントにエサを落とさなければ､釣果を得ることは難しい｡

何度もポイントを変え､ついに葦の際で反応がある場所を見つけた｡
すると､ついにアタリが!姿を現したのは､
腹が膨らんだ､グッドコンディションのメスのへらぶな｡
生井澤は満足げな表情で優しくリリース｡

その後､これまでとは明らかに様子が違う､良型が連発する場所を見つけた｡

ついに訪れた､待ちに待った瞬間｡パワーと重みが桁違いの強烈な引き!
上がってきたのは腹がパンパンに膨らんだ大物だ!
ついに50cmオーバー登場か!?

Angler

• 生井澤　聡

  

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場所・ポイント

山梨県・河口湖

取材地連絡先

北浜荘
TEL:0555-76-7736

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