2012年12月8日

愛媛県・中泊、武者泊のグレ釣り

 いよいよ本格的なグレ釣りのシーズンへ。愛媛県の中泊(ナカドマリ)と武者泊(ムシャドマリ)の磯でグレに挑む。ここは60cmオーバーの大型尾長グレが狙えることで各地から多くの釣り人が訪れるという。今回その磯をよく知るグレ釣りのエキスパート山元隆史が大型を求めてそれぞれの磯に挑んだ。
 初日は中泊の源氏(ゲンジ)の磯へ上がる。到着した時は干潮の潮止まりのタイミング。さっそく山元は足元を丁寧にマキエサを打ち仕掛けを流して同調させていく。流れが緩い時、潮の変わり目の今がチャンス。流れが早いと仕掛けがマキエサと合わせづらくなるからだ。エサとりの小さな魚が足元に集まり、今度は底の方にイスズミも見えだした。そこで山元はイスズミのタナに仕掛けを合わす。イスズミがいる中にグレがいると睨み、狙い通りおよそ30cmの口太グレを釣り上げた。その後、潮が足元を左から右へと早く流れだし複雑な流れへと変わりだす。正午前、満潮の潮止まりのチャンスが訪れた。山元は再び仕掛けを大物狙いの仕掛けに変更し丁寧に流していく。すると…強烈なアタリ。44cmの尾長グレを釣り上げた。
 二日目は武者泊の沖磯、ヤッカンの磯へ。ここでは前日の釣り方とは違い目の前を勢いよく流れる本流に仕掛けを100mから200m流しそこで魚をヒットさせる。大型のマダイや青物、グレなど何が釣れるのか分からないダイナミックな釣りになるという。到着したタイミングはまだ潮の流れが緩い。しばらくは足元での釣りで口太グレやサンノジ(ニザダイ)、イサキなど様々な魚を釣り上げながら胸を躍らせる。そして潮が徐々に早く流れだし、いよいよ仕掛けを本流に流す…。はたして…。
 荒々しい自然の磯でエキスパートが足元での繊細な釣りと迫力の本流釣りを展開。どうぞお楽しみに。

詳細情報

場所/ポイント 愛媛県・中泊、武者泊
出演者 山元 隆史(やまもと たかし)
タックル図
----- 使用タックル -----

取材地連絡先 ながはま渡船(中泊) TEL:0895-82-1071
ABや(武者泊) TEL:090-3183-9233