今回はルアーでアジを狙うアジング。
アジ釣りといえば波止からのサビキ釣りや船釣りというイメージだが今回、陸からライトタックルのルアーゲームで状況に応じて日中から夜釣りまで手軽に楽しむ。アングラーは広島在住の後迫正憲と千葉在住の渡邉長士、共に幅広く海での釣りを楽しんでいる。向かった先は瀬戸内海に浮かぶ周囲１２ｋｍの孤島、山口県の祝島。ほぼ年中アジが狙えるアジングをするアングラーにとっては夢のような島だ。
　まずは日中の堤防から竿を出す。後迫は軽めのｼﾞｸﾞﾍｯﾄﾞﾘｸﾞでゆっくり表層付近を、一方渡邉は重めのｼﾞｸﾞﾍｯﾄﾞﾘｸﾞで底を狙う。すると後迫が立て続けにアジを連発。どうやら表層から５ｍくらいの中層にアジ群れているようで軽めの仕掛けがあたっていたようだ。渡邉も軽めの仕掛けに変え次々とアジをヒットさせる。
　ポイントを次々と釣り歩きながら夕まずめからメインの夜釣りへ突入。夜釣りは常夜灯まわりを狙う。常夜灯の光にプランクトンや小魚が集まり、アジがそれを求めて集まるのでポイントが絞りやすいのだ。ここでも２人は次々と入れ掛かり。
アジングは釣れるポイント探しとアジのいる深さ、仕掛け選びが重要になりその試行錯誤が魅力。状況に応じた２人の釣り方やテクニックが詰まった３０分。どうぞお楽しみに。