ヘラブナ釣りの魅力にとり付かれた男、若手ヘラ釣り師の雄・生井澤聡が雄大な自然の中、ヘラブナとの対話を楽しむ。
　場所は、富士五湖の一つ、山梨県・精進湖。ここは、眼前に富士山がそびえ立つ、絶景の釣り場。

　まず生井澤が向かったのは、溶岩で出来た島が入り組む先にある、中の湖。まずは浅場で様子を見る。
エサを打ち込んで、ヘラブナを寄せる。しばらくすると、徐々に反応が出だし、本命が釣れだした。最初こそ凹凸の激しい溶岩帯で底取りに苦しんだものの、自分でポイントを見つけ出し、更に宙釣りも行うなど、試行錯誤し釣果を重ねていった。

　中の湖での釣りを楽しんだ後は、いよいよ本湖へ。
ここは深場が多く、今の時期は、中の湖よりも大型のヘラブナが多くいるという。

　たとえ魚が釣れなくても、雄大な自然の中で釣りをしているだけで、心地よい。
そんなヘラブナ釣りの楽しさや、魅力が詰まった３０分。お楽しみに。