投げのシロギス釣りの大会で幾度となく優勝を飾って来た高橋明彦と石亀明夫。普段は大会で戦う2人のトップトーナメンターが房総半島を舞台にその技を披露する。
最初に訪れたのは、館山市内に位置する浜田。まずは6色(1色=25m)投げて様子を伺う。ゆっくりサビいて行くと、5色でシロギスのアタリが!しかし2人の表情は冴えない。シロギスは確かにいるのだが魚影が薄い。これでは納得の釣りができないと、わずか数投でこのポイントに見切りを付けて移動する2人。
トーナメントでは限られた時間でより多くの数を釣り上げる必要がある。キス釣りのトップトーナメンターである2人は、効率よく釣果を上げる術を身につけている。釣れなければ即移動。「キスは足で釣れ」の格言を地で行く2人。
移動を繰り返し、少ない投数で状況を読む。そして仕掛け・エサ・投げる距離と、手を替え品を替え確実に釣果をのばして行く。連掛けから大型狙いまで、トーナメントの第一線で活躍する2人だからこその技が詰まった驚きの30分。必見です。