2012年6月16日

大鯛連発!新潟のコマセマダイ

 今、沖釣りの世界で注目を集める新潟のコマセマダイ釣り。アベレージが2kg級、時には5kg、8kgといった夢の大物が飛び出すことも。東北、関東、中部地方から記録更新のため足を運ぶアングラーも多い。
 5月31日、乗っこみの大鯛を狙いに2人の名手が新潟県能生港を訪れた。
プロアングラー大塚貴汪と宮澤幸則だ。今回2人は異なる仕掛けで挑む。大塚は6号と4号のハリスをウェイトスイベル(オモリ付きのスイベル)で繋いだテーパーハリス。宮澤はノーマルの4号ハリス。長さはともに10m。
 港から約1時間走り、ポイントの上越沖へ。水深は28m、船長の指示ダナは水面から10mと浅い。船長いわく、この時期のマダイは水面に浮き上がり、タナ5mの時もあるという。ただし産卵が終わると、ベタ底になる。2人は指示ダナピッタリでコマセを振り出し、アタリを待つ。
 しばらくすると大塚がヒット。取り込もうとすると何度も何度も水面で走り弱らない。まるで青物のようだと大塚。なんとか取り込んだ1尾は、3.5kg、66cmの大鯛だった。続いて宮澤が2.5kgのグッドサイズをキャッチ。その後宮澤が2kg級を連発する。
 やがて潮が2枚潮に。仕掛けが底潮に吹き上げられ、コマセと同調しない。宮澤は、仕掛けに張りを持たせるため6Bのガン玉を針のチモトに打つ。その作戦が的中し、ヒット。大塚も6Bのガン玉を追加。ウェイトスイベル(-2B)と合わせるとかなり重い仕掛けだ。サソイを入れ、仕掛けを張ると一発で食ってきた。3.5kgのグッドサイズ!
 お楽しみに・・・

詳細情報

場所/ポイント 新潟県・上越沖
出演者 大塚 貴汪(おおつか たかひろ)
宮澤 幸則(みやざわ ゆきのり)
取材地連絡先 大進丸 TEL:090-4021-6477