2012年3月10日

山口県古島で狙うチヌ

春まであともう少し。
しかし、水の中はまだ冬。
水温が低いこの季節、チヌの活性は
かなり低い。海の底でじっとしている。そのチヌを釣るのは至難の業。
山口県古島。数々のチヌ釣りトーナメントを制した木村公治が挑む磯のチヌ。
木村が以前まで得意としていたのは棒ウキ使った釣り。確実にチヌのアタリを見極めかけていく。しかし、今回使うのは円錐ウキ。ウキを沈めながら、ハリスを長くとり、エサをゆっくりと漂わせながら釣る。アタリは金属・
メタルを使った穂先でとるという。
今までとは全く違った釣りだ。
 釣行日。3日間降り続いた雨で水潮。
しかも、より水温が下がってしまった。
チヌを釣るには最悪のコンディション。
しかし、木村は言う「チヌが居るのがわかれば、絶対に釣れる」と…。
竿2本分もとった長いハリスを横に漂わせながらチヌの気配を探る。木村は言う『チヌは縦ではなく横に動いてエサを食う、だからハリスを横にして漂わせることが大事だ』。やがて、エサのオキアミがかじられて返ってきた。『チヌが居る層がわかりました!』。円錐ウキと長いハリスを使う事で、超スローなスピードでエサは沈みより長い時間、チヌが居る層にエサを漂わせる事ができるという。理にかなった釣り方だ。
『くる、くるよ!』。メタルの穂先を通して、手元に伝わる振動、チヌがエサを食う前触れ。そして、『食った!』。満月に曲がる竿。
エキスパートが見せる、新しいチヌ釣り。どうぞお楽しみに!

詳細情報

場所/ポイント 山口県・古島
出演者 木村 公治(きむら こうじ)
タックル図
----- 使用タックル -----

取材地連絡先 なし