今もなお、根強い人気を持つ、管理釣り場のトラウト・フィッシング。舞台は、神奈川県にある開成水辺フォレスト-スプリングス。3つのポンドからなる管理釣り場だ。レストランや水洗トイレなどの施設も充実し、家族連れや女性にも人気を博している。
アングラーは、管理釣り場の達人、人呼んで“エリア・マスター”高田 達也。管理釣り場の魅力から、釣果アップの秘訣を紹介する。
管理釣り場の魅力は、誰でも手軽に釣りが楽しめること。だが、カンタンに釣れると侮るなかれ。というのも、ターゲットは釣り人により“スレた”魚。やればやるほど奥が深く、そのゲーム性の高さに気付けばのめり込んでいる釣り人は数多い。高田もそんな一人。初めは、ライギョやバスなどのルアーフィッシング、渓流釣りを嗜んでいた。そんな中、渓流のオフシーズンに何か釣りをしたいという思いから、管理釣り場に足を運んだ。しかし、一日粘って釣果2尾。その悔しさから、釣り方に工夫を重ね、考えていくうちに、この釣りの奥深さに気付き、のめり込んでしまった。以来、ハマり続けて約22年。未だに「これならこう」といった答えは見つかっていないという。魚も管理された釣り場とはいえ、魚たちは魚たちで、“活きて”いるためだ。
ルアーの選択や、カラーチョイス。そして、風向き、水の流れ、魚の泳層。考えれば考えるほど、本当に奥が深い。魚は間違いなくいるのに、何故釣れないのか…。どうしたら食わせることができるのか…。そんなことを考えるうちに、いつしかハマってしまう管理釣り場。
今回は、高田のテクニックや、この管理釣りの魅力が詰まった30分。釣果をもっと上げたいという方、そして、管理釣り場には行ったことがないという方も必見!どうぞお楽しみに。