日本中、幅広く生息し、川、磯、浜など、様々な場所から狙える陸っぱりソルトルアーゲームの人気ターゲット・シーバス。今回は、そんなシーバスを、千葉県は外房エリアの河川やサーフを中心に釣り歩く。
アングラーは渡邉長士。房総半島をホームグラウンドに活躍し、ポイントに熟知している若手ルアーマン。
シーバスの居場所を探すのに、最も単純かつ明快なのが、ベイトフィッシュを発見すること。まず、川に狙いを定め、ベイト探しを始める渡邉。すると、イナっ子(ボラの幼魚)の巨大な群れと、それを捕食するシーバスの姿を発見。さっそくキャストしてみるが、ルアーに反応がない。目の前にシーバスがいるのに、釣れないもどかしさ。これは明らかに、シーバスがイナっ子を追っているためだ。後ろ髪を引かれつつも、ここは一旦見切りをつけ、ポイント移動。サーフや河口部などのチェックに向かう。
2日目、イナっ子の群れがいたポイントで再びキャストする渡邉。昨日はルアーに反応がなかったシーバスだが、試行錯誤するうち、ついにヒット!見事シーバスを釣り上げた。渡邉はさらに河口部や、サーフなど次々にポイントを攻めて行く…
0泊3日、実釣およそ48時間。シーバスを求めた釣行に完全密着。アングラー・渡邉長士の戦略と、陸っぱりルアーフィッシングの楽しみ方が詰まった30分。どうぞお楽しみに。