2011年10月1日

初秋の湖にヘラブナと戯れる

 蝉の大合唱に包まれ、まだ夏の気配漂う山梨県・甲府市に広がる、千代田湖(正式名称は丸山貯水池)。山上湖という事もあり、周囲は木々に囲まれ、辺りを見渡せば、南アルプスや日本一の渓谷美とされる昇仙峡が広がる美しい景観が特徴だ。
 
 千代田湖のヘラブナは引きが強く、その重厚なスタイルから、地元甲斐国(現在の山梨)の名将・武田信玄にちなみ、“信玄ベラ”と呼ばれ、ヘラブナ釣り師を魅了してやまない。

 今回やってきたのは、そんな千代田湖に魅了され、20年程も通い続けているという、生井澤聡。若手ながらも、その技術、知識もさることながら、ヘラブナ釣りに対する愛は人一倍という男。生井澤には今回、ある目標があった。それは、40cmを超えるヘラブナを釣ること。
 
 目標を掲げて釣りをすることは、釣りの楽しみ方の一つ。達成できたら、さらなる上を目指す。できなかったら、達成しようと、また続けるようになる。そうして、釣りを続けることで感じる、四季の移り変わり。
普段何気なく過ごしていては気付かない自然の息吹や、滅多にお目にかかれない景色に遭遇できるのも、釣りの魅力の一つ。
 ヘラブナ釣り師・生井澤聡が目標を掲げて挑んだ3日間。そこに詰まった生井澤の釣りへのこだわりや楽しみ方。思いがけぬ自然との出会いが詰まった30分。どうぞお楽しみに。

詳細情報

場所/ポイント 山梨県 千代田湖
出演者 生井澤 聡(なまいざわ さとし)
タックル図
----- 使用タックル -----

取材地連絡先 千和 055−251−8444