2011年9月3日

ライトタックルで狙う浜の女王

 キス釣りといえば専用の投げ竿による遠投か船からのイメージが強い。しかし岸近く、それも波打ち際や、水深ひざ丈以下まで寄って来る時期もある。こんな時はいわゆる「チョイ投げ」で楽しめるし、初心者もエキスパートもハマる楽しさがある。
8月も終わりに近づいた頃、愛媛県松山
普段磯釣りをメインにやっている濱田。磯釣り師がなぜチョイ投げをするかと聞いてみると、渡船の港の横の浜や、帰り道の横にある砂浜で時々やる、でも真剣に楽しくて「素直にハマル」という。
もう一人は佐々木だ。子供のころから実はこんな釣りを楽しんでいて、ハゼやカレイなどを釣っていたが、道具の進化によって、アタリや海底の様子も手に取るようにわかるようになり、改めてこの釣りの楽しさにハマっている。
他の釣りをしながらもその道中などに狙う、その時期だけはこんな釣りをやるのも非常に楽しい。タックルが進化し、専用のタックルを開発。スタイリッシュなタックル、スマートな遊び方=Dsmarts。これまでなかったチョイ投げ専用タックル。
松山市中島では、地元の人はキス釣りよりも鯛やメバル、時期によってはエギを使ってイカを釣るのだという。ほとんどすれていない状況だ。2人はサーフを探しながら移動。少し釣れそうだなと思ったら、即座に竿を出している。エサは青イソメ。佐々木1投目、20Mほどしか投げていない。しかし着底し少し引くと早くもヒット!白く輝く浜の女王白ギスだ。濱田も負けじと投げてみると、すぐにヒット!こちらも白ギス。遠投しなくても白ギスが釣れる。場所もすれていない。1キャスト1ヒット。まさにそんな入れ食い状態だ。2人はポイントを移動、違うサーフに立ち寄ってみる。そこでもすぐにヒット!数々の白ギスを釣り上げライトタックルの手軽さを満喫している2人。
白ギスのほか、マダイ(10センチ程度)メバル(10センチ程度)のメゴチ(5センチ程度)と意外なゲストも遊びに来てくれる。
どんな魚種や大きさでも、魚を釣る楽しさは変わらない。そう語る佐々木の笑顔は本当にうれしそうだ。
濱田も、シーズンや場所なお関係なく、近くの海に来ればいつでも短時間で楽しめるこの釣りにはまっているようだ。
どこか旅行先でも、簡単に竿を出して釣りを楽しめるライトタックルの面白さ!お楽しみください。

詳細情報

場所/ポイント 愛媛県松山市中島
出演者 濱田 修司(はまだ しゅうじ)
佐々木 修(ささき しゅう)
タックル図
----- 使用タックル -----

取材地連絡先 中島漁協 愛媛県松山市小浜甲2824
       089-997-0144